CSS

CSSとは

市販やレンタルされているDVDに採用されるコピーガード機能。
映像データに暗号化をかけることで、CSSを解除できるプレーヤーでしか再生できない仕組みになっている。

CSSには以下３種類の暗号鍵が使われる。

各鍵は以下の役目を担うが、それぞれ連鎖的に暗号化している。

マスター鍵は各プレーヤーメーカーに個別に割り当てられる鍵。
これを使用してディスク鍵を暗号化する。

ディスク鍵はDVDごとに設定される鍵で、そのDVDで使用されるタイトル鍵の暗号化に使用される。

タイトル鍵はDVDに記録されたタイトルごとに設定される鍵。
映像や音声の暗号化に使用される。

復号時には以下のように連鎖的に複合する。

DVDがプレーヤー以外の機器で再生できないようにするため。
DVDのコピー防止のために取り入れられたとされるが、
プレーヤーメーカーの利得を保護するためにも使用可能であった。

リアルネットワークスのある子会社が開発した再生ソフトに解除キーが暗号化されないままの製品を出荷していた。
それがきっかけとなり、CSSは簡単に解除されることになった。

現在は、コピーガード機能としてCSSはほとんど使われず、
CPRMなどが使われるようになった。

CSSはコピーガードではなく再生を制御する技術であるとして、日本国内では私的複製でのDVDバックアップは合法と考えられていたが、
２０１３年１０月、著作権法が改正され、CSSもコピーガード技術であるとされ、
CSSを解除してDVDをコピーすることが違法とされている。、

日本国内ではDVDやブルーレイのコピーガードを解除したコピー（リッピング）が違法行為となりました。
DVDFabでは、コピーガードを解除しないディスクコピーに対応しているので、安心して使えます。
海外在住の方は、現地の法律をよく理解した上でDVDやブルーレイのコピーを実施して下さい。